代理店同士の内輪もめは見えない所でやってくれ

自動車保険の代理店には副業スタイルのディーラー代理店と保険の代理店業務を専門に行っている専業代理店とがあります。

成約する数は圧倒的にディーラー代理店の方が多いと思いますが、ネットの質問掲示板で目立つのは専業代理店の方々のディーラー代理店を貶めるような発言です。

ちょっと拾い上げてみるだけで次のようなコメントがたくさん出てきます。

「車屋さんのような保険の表面的知識しかない代理店での加入は疑問ですね。」

「顧客を大事にしないディーラーはクソの役にも立たないしそもそも保険専門屋でもない、車屋で加入するのが間違い。車屋は車を売るのが本業 修理は板金塗装業者に丸投げ、保険は片手間稼業」

「本業の傍ら片手間で保険業をしているディーラーに意義を求めること自体ナンセンス」

まだまだ出てきますが、もうぼろくそですね。

専業代理店は完全にディーラー代理店を目の敵にしているように見えます。

確かにディーラー代理店にはそのように言われても仕方がない面もありますが、専業代理店の方々がこのようにディーラー代理店のことをぼろくそに言うのにはどうも違和感を感じてしまいます。

「同じ穴の狢のお前が言うなよ」といった感じというのでしょうか。

構図としては、例えばホンダの特約店が他の特約店のことを散々にけなしているような姿に見えるのです。

例えば専業代理店が東京海上日動の代理店だったとしましょう。

その専業代理店がディーラー代理店を批判するということは、東京海上日動のディーラー代理店も非難しているということになります。

つまり、自分が扱う東京海上日動の自動車保険は「クソの役にも立たない」代理店がたくさん居る欠陥商品ですよと言っているようなものなのです。

もっと大きくいえば、自分たちが売っている自動車保険というのは「クソの役にも立たない」代理店がたくさん居る訳あり商品ですと宣言しているようなものなのです。

代理店の方が通販型のことをぼろくそに言うときも同じ構図になります。

東京海上日動の代理店が通販型を悪し様に言えば、東京海上グループのイーデザイン損保の悪口も言っていることになるのです。

三井住友海上の代理店の方が通販型をけなせば、通販型の三井ダイレクトをもけなしていることになります。

専業代理店の方々はこのようなことに考えが及ばないのでしょうか。

同系列の特約店同士がけなしあったり、同じ商品の代理店同士がけなしあったりするという業界なんて、自動車保険のほかには聞いたことがありません。

専業代理店の方は自分さえ儲かればいいというのでしょうが、「○○損保の代理店」という看板を掲げるいわば「同胞」にもかかわらず、一部の人たちが他の同胞をけなしていることの異様さが解らないのでしょうか。

少なくともそのような内輪もめは公の掲示板でなく見えない所でやってくださいといいたくなります。